- TOP >
- 予防したい方
治療よりも予防がお口の健康を守ります
~予防歯科~
むし歯も歯周病も発症と進行のメカニズムが分かっており、予防ができる病気です。皆様は予防のために毎日歯みがきしていらっしゃると思いますが、セルフケアだけではどうしても足りない部分がでてきてしまいます。そこで加えていただきたいのが歯科医院での定期健診です。
角野歯科医院は、この地で4代にわたり100年近く歯科診療をご提供し、地域の皆様のお口の健康を守ってまいりました。むし歯や歯周病の治療はもちろん、お口のトラブルを未然に防ぐための定期健診にも力を入れています。
予防歯科医療の必要性
子供の場合
子供の歯、乳歯は永久歯にくらべてむし歯になりやすい歯です。しかしお子様にはむし歯の痛みや、治療での通院はできれば経験して欲しくありません。そこでむし歯になる前に定期健診にいらしていただければ、フッ素塗布やPMTC(歯のクリーニング)、シーラントなどの予防処置を行います。
とくに歯みがき指導は大切です。まだ幼い子供の場合、一人ではお口の中の汚れをすっかり落とすことはむずかしいでしょう。しかし、歯みがき習慣をつけてあげることは、これからの長い人生においての宝になります。具体的には、保護者が仕上げみがきで汚れを落としてあげることで歯磨き習慣を身につけることができます。また定期的に歯科健診を受けていれば歯科医院への通院に抵抗がなくなるうえ、口腔ケアの意識を高められます。
また歯並びがきれいだとお口の自浄作用がはたらきやすく、お口のトラブルにかかりにくくなります。成長期を利用した矯正治療(プレオルソ)ができる場合がありますのでご相談ください。
大人の場合
子供のころから口腔ケアの意識を高め、ご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期健診を受けていると、口腔内を健康的で若々しく保つことが可能です。また、もしお口のトラブルに見舞われていても、早期発見・早期治療ができます。むし歯も歯周病も再発しやすい病気ですので、治療後はメンテナンスが大切です。当院では、患者さんのお口の健康維持のためのセルフケアの仕方をアドバイスして、また定期的にお口の中をチェックいたします。
予防歯科のメリット
- メリット1むし歯や歯周病を防ぐ
-
定期健診のたびにお口の隅々まで汚れを落とします。セルフケアでは取り残してしまいがちな歯と歯の間や歯と歯ぐきの溝の汚れを徹底的に落とします。
- メリット2負担を軽減する
-
お口のトラブルの発症を未然に防ぐので、治療せずに済みます。病気の痛みや治療のための通院や費用などの負担がかかりません。もしすでに発症していたとしても、早期発見・早期治療ができますので、治療の期間や費用を抑えることができます。
- メリット3健康維持をサポート
-
定期健診で定期的に歯のクリーニングを受けると、口腔内の健康が保たれます。また口臭予防にもつながり、お口の中がサッパリします。
予防歯科メニュー
歯みがき指導
口腔ケアの基本は毎日のブラッシングです。お口の状態に合わせて、汚れがたまりやすい部位を中心に歯ブラシの持ち方や動かし方をアドバイスします。予防意識を高めて、少しでも長くお口のケアを続けていただけるようにお話しします。
PMTC
歯科の専用器具を使って専門的な歯のクリーニングを行うことです。お口の中のバイオフィルム(細菌のかたまり)は、むし歯や歯周病を悪化させる引き金になる恐れがあります。PMTCで歯垢(プラーク)を落とし、雑菌のかたまりを除去することはお口のトラブル予防につながります。
スケーリング
歯に付着した歯垢が石灰化した歯石は歯みがきでは落とせません。そこには歯垢もつきやすく、むし歯や歯周病の原因菌の住処になるのでしっかり落とすことが大切です。スケーリングではスケーラーという器具や超音波スケーラーで歯石を除去します。
Pick up~8020(ハチマルニイマル)運動~
「8020運動」とは「80歳になっても20本以上の自分の歯で過ごそう」という運動です。平成元年(1989年)に厚生省(当時)と日本歯科医師会が推奨し、それ以降、少しずつ浸透してきています。永久歯は親知らずを除き全部で28本あり、そのうち20本が残っていれば、食生活にほとんど不自由を感じないで済むといわれています。年齢を重ねても、食べる楽しみを味わい、充実した食生活をおくれるように「歯を大切にしよう」という運動です。
お口の健康維持のためには、日々のお手入れが欠かせません。そして歯科医院での定期健診で、生涯、健康的に食べたり、話したり、笑ったりできるようにしませんか?まずは、当院にお気軽にご相談ください。